男性にとって由々しき事態である早漏は、さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。
とはいえ、早漏は別に病気ということではないので、そのままの状態でい続けたとしても本質的には何ら問題はありません。

ここでは、早漏の原因と心理的な原因で早漏になってしまう心因性早漏の治療法について言及してます。
早漏の原因は大きく分けて2種類
早漏を改善するためには、まず「何が原因で早漏になっているのか」を知ることが必要です。
原因も分からないままでは対策のしようがないばかりか、間違った対策を講じてしまうことで余計に精神的なストレスを感じるようになり、悪化してしまうこともあります。

早漏の原因は大きく分けて二つに分けることができます。
過敏性早漏
一つは、自慰行為の方法が間違っていたり、ペニスの成長率、包茎などが原因で起こる「過敏性」によるものです。

亀頭周辺が刺激に慣れることができれば改善できる可能性が高いものの、一旦成長してしまった後では修正することが難しいのも確かです。
いわゆる皮オナニーなどをしていた、包茎によって亀頭のトレーニングが不足している場合には、意図的に亀頭へ刺激を与えるようにする方法が効果的です。
心因性早漏
もう一つは、過去の失敗による精神的ショックがトラウマと化し、我慢しようとすればするほどできなくなってしまうような「心因性」です。
過去の失敗経験がトラウマになってしまっていることが原因であれば、カウンセリングなどで問題を深層心理から呼び起こす必要がある場合もあります。
単なる精神的ショックによる一時的なものだとしても、慢性化しないように意識することが大切です。

詳しくはこちらを参照ください
トラウマで早漏になった人はカウンセリングを受けよう
さまざまな原因で早漏になってしまうわけですが、ストレスなどが原因の場合は専門医にカウンセリングを受けることも検討しましょう。
すべての状況でカウンセリングが必要になるというわけではないものの、一定の方法を試しても結果が伴わない場合には、非常に強いトラウマを抱えている可能性もあります。
これは、本人が自覚しているかどうかに関係なく影響を与えている可能性があるため、まずはカウンセリングを受けてみる価値はあります。

若い男性など、特に初めてのセックスの際には「興奮しすぎ」が原因で早漏になってしまうこともあります。
若い男性でなくとも、経験が少ない人などは過剰に興奮してしまい、それが極端に早い射精欲求に変わってしまう可能性もあるため、慣れるということも大切です。

ただし、すべてがそれだけで改善できるというわけではなく、原因が自律神経系の異常による場合もあります。
自律神経の異常はどのような理由で起こるのか分からないため、ある日突然早漏になってしまうこともあります。

過敏性早漏に関しては、改善までにある程度の時間がかかります。
しかし、心因性の早漏に関しては、問題が解決できてしまえばすぐに改善されることも多いです。
